次亜塩素酸ナトリウムとの違い
次亜塩素酸ナトリウムを薄めても次亜塩素酸水にはならない!
名前が似ている次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは、同じものと思う人もいるでしょう。しかしこの2つに共通点はあるものの性質が異なります。
共通点は、次亜塩素酸水と次亜塩素ナトリウムには殺菌成分の「次亜塩素酸」が含まれており、これまで食品の消毒や物品の除菌などに用いられています。
違う点は、次亜塩素酸ナトリウムは、ハイターの原料である塩素系漂白剤を希釈して作られたもので、非常に強いアルカリ性!
そのため直接触れるとやけどのような状態になります、そのため希釈して使用する際も手袋をする必要があります。
また、金属など腐食させる作用があるため、付着した部分をダメにしてしまう可能性が高いので、次亜塩素酸ナトリウムで物品の除菌をした後は、その後水洗いや水拭きをする必要があります。
その点次亜塩素酸水は、物質と接触すると、水に変化する性質を持ちます。そのため、除菌後は、二度洗いや二度拭きの手間がかかりません。